オンラインカジノの運営の仕組みとは

日本ではあまり浸透していないオンラインカジノですが、実は海外においてはメジャーな娯楽の一つとして知られています。
オンラインカジノの数はとても多く、世界中に実に2,000を超えると言われています。
数多くのオンラインカジノが存在していますので、様々な運営業者が存在しています。

株式上場している大企業によって運営されているオンラインカジノもありますが、中には悪質カジノと呼ばれるような、逆にプレイヤーのお金を不当に騙し取ろうと考える悪質な運営業者も存在しています。

そこで、日本人からすると一体どこの誰が、どういう仕組みで運営しているのかということはとても大切です。
安心してオンラインカジノを楽しむためには、その仕組みなどをしっておくことが必要です。

そこで、オンラインカジノの運営の仕組みやその特徴について具体的にみていきましょう。

オンラインカジノの構造について

オンラインカジノの構造についてですが、実はプレイヤーを含むいくつかの事業者によって成り立っていることを知っておく必要があります。

まずは、運営会社の存在があります。
オンラインカジノを運営している企業ですが、こちらは海外の事業者になります。
プレイヤーからお金を受け取り、オンラインカジノゲームをはじめとして、様々なサービスをプレイヤーに提供しています。
プレイヤーが勝てばお金を支払うことになりますが、負ければその分は売上になります。
カジノの運営業者については規模もとても莫大で、有名な海外業者が運営をしていることが多いです。

そして、実はオンラインカジノの事業者だけではなく、その他の事業者も複雑に絡んでいます。
その中の一つに決済会社の存在があります。
決済会社は運営会社と契約し、運営会社とプレイヤー間のお金のやりとりを仲介しています。

そして、ソフトウェア会社の存在があります。
ソフトウェア会社は、オンラインカジノの運営会社と契約し、ソフトウェア（オンラインカジノのゲームシステム）を提供しています。
実は自らオンラインカジノのソフトウェアを運営会社が制作をしているわけではなく、ライセンス契約を結ぶことで、ソフトウェアを制作会社から導入しているのです。

そして、政府・監査機関の存在があります。
こちらは、オンラインカジノの運営会社が公平な運営を行っているかということを外部から審査する機関です。
政府は運営許可として、国からライセンスを発行しています。
しかし、ライセンスが発行されればそれで終わりというわけではありません。
外部の監査機関はライセンスを取得した運営会社が運営開始後も、定期的に公平に運営しているかなどを監査しています。
つまり、オンラインカジノの公平性をチェックするための組織です。

オンラインカジノの運営ですが、運営会社が全てを担っているというわけではなく、多くの事業者によって成り立っています。
オンラインカジノを選ぶ際には、運営会社の安全性やライセンス有無をチェックすることはもちろんですが、ソフトウェア会社の信頼性なども事前にチェックしておくことが重要なポイントなのです。

オンラインカジノとライセンス制度

そして、オンラインカジノを合法的に運営するためには、オンラインカジノの合法国から認められる必要があります。
つまり、国からの正式な「ライセンス」が必要になります。
このライセンスは政府から発行されることになり、ライセンスが発行されなければオンラインカジノを運営することは出来ません。
そして、取得するためには厳しい審査をクリアし、高額なライセンス料を払わなければなりません。

ライセンスの有無に関してはオンラインカジノのホームページのトップページに記載されています。
ライセンスを取得していない業者については、信用できないどころかそもそも法律違反ですので、遊ばないようにしましょう。

ライセンス発行の審査基準について

また、オンラインカジノのライセンス発行の審査基準（難易度）は発行している国によって異なっています。
このため、ライセンスを取得していれば絶対安心であるというわけではないので注意をしましょう。
何度も審査してやっと取得できるような国もあれば、使用料さえ払えばライセンス取得できるケースもあるからです。

基本的には、イギリス(UK)、ジブラルタル、マン島、マルタ共和国、キュラソー島などはオンラインカジノの審査基準が著しく厳しいと言われています。

ゲーミングソフトウェアの信頼性について

オンラインカジノはこのようにライセンスを取得しているかどうかはとても重要ですが、使用されているゲーミングソフトウェアが安全かどうかというのも選ぶ際には大切なポイントです。
ソフトウェアに不正があれば、勝率が操作されていて、なかなか勝つことが出来ないということになります。
なので、信頼性の高い、人気のソフトウェアが採用されているかということも見極めるのに大切なポイントとなります。